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そこにいたことをここに

   
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「一番芸歴が浅いと言ってもいいくらいだったから、(細谷さんが語られていたような)負けたくないとかそれ以前に、皆さんと同じ土俵に立たないとということで必死だった」「上手くいかなくて苦しむこともあった」と最初に振り返っていた梅原さんは、最後の挨拶では、「ユージンを演じるのが楽しい」「また皆さんの前で演じる機会があれば」と語られていました。
そう言えるようになった代わりに、ご本人の新人ゆえの必死さが役に繋がっていた頃とはきっと演じる感覚は大きく変わっていて、だけど生アフレコで聞こえてきたのは、紛れもなくユージンの声でした。
ユージン含め、声を荒らげるような、激しいお芝居をする彼を生で見るのは初めてで、その真剣で険しい表情に、大きく体を動かしはしないのに飛び出す熱量のある声に、こうやって演じているんだ、と初めて実際の姿が結びついた衝撃は、見づらい角度の視界と言えど胸に残り続けるのでしょうし、でも一方で、次にユージンの声を聞くときには、きっとそれはあまり頭をよぎらなくて、これまでと同じようにユージンの声として聞こえるのだろうと思いました。現に彼と交互に目に入れた再編集映像のユージンは、間違いなくユージンその人でした。
見えないからこそ、ある意味何よりも見たいと思っていたアニメのアフレコ現場の片鱗は、かけがえのない記憶として、強烈に、だけども幻のように私の中に刻まれました。

彼に限らずそのお芝居の熱量に、物語を振り返りながら触れられたイベントでした。
壇上の中央付近は角度的にほとんど見えなかったので、シノの最期のとき、私はずっと画面を、「俺みたいなのを好きになってくれる物好きもいる」という言葉からはこらえきれなくて泣きながらも、ずっと注視していたのですが、叫び声が消えた後、物音か何かがしてふと壇上に目を向けると、そこには一瞬、かがんだような姿勢から体を起こす村田さんの姿が見えました。
その後村田さんは「さっきは酸欠になってしまって」と語られていて、声から伝わるもののみならず、そんな視覚的な証拠からも、彼らの熱演を強く強く実感出来ました。


全員が挨拶を終えた後、梅原さんが一瞬見せた何かをこらえるような表情も、赤いようにも見えた目も、決して私の色眼鏡だけによるものではないでしょう。
自分にとっても印象的な作品でしたが、今回参加したのは、インタビューやラジオから感じられた彼にとってのこの作品の特別さによる部分も大きかったので、来て良かったと、一番見たかったものが見られたと心から感じました。作品ファンとしてもやっぱり楽しくて、序盤に“昭弘”と“シノ”がスペシャルゲストで入ってきたときにもう泣いてしまって、思っていた以上にもこの作品が好きなんだなと思いました。
アプリでの掘り下げや新たな物語にも期待しています。今日はありがとうございました。
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夜公演のみ参加してきました。多田恋のイベントへの参加は初めてでしたが、キャストが登壇するイベントとして見ると久々のものだったので、新鮮さもあり感覚が懐かしくもありといった感じでした。たくさん笑ったイベントでした。

最初の好きなシーンを挙げるコーナーは、櫻井さんのシャルルとニャンコビッグのシーンも良かったですし、石上さんのピン先輩が委員長を起こすシーンと、中村さんの多田くんと伊集院の伊集院薫ショーの帰りのシーンは「分かる~!」といった感じでしたし、掛け合いの話も面白かったですし、ちょうど昨日少し復習していましたが、改めて作品を楽しく振り返れて良かったです。
ゲームコーナーは「あいついつもより喋ってんぞ」と言われる梅子さんがずるかったです。先月行くはずだったパンドーラの夜公演が台風で飛んだこともあり、個人的には復帰後初の、お久しぶりの梅原さんでしたが、まさかこうなるとは……(笑)
まさかとは言いましたがそこまでの流れがあったのでめちゃくちゃ期待していましたし、「梅子見れんのかな……」と呟いた中村さんは同志かと思いました。女になった甲斐もあり(?)梅原さんと下地さんのチームが優勝されていておめでたかったです。ホットチョコレートスプーン、気になっているので買ってみたいです。



綺麗に完結した作品に対して続きを望む行為の是非、みたいなものが自分の中で少し前から議題になっていたのですが、だからこそ、最後の挨拶で役者側である梅原さんが、「綺麗に完結したのでそれは皆さんの想像にお任せして」という選択肢を提示されていたこと、そして続けて、「杉本の中で日向子とHINAがイコールになる瞬間があるかもしれない」と、とても惹かれるifの未来を口にされていたことには、何か言い当てられてしまったような、胸がすっとするような不思議な気持ちになり、別に複雑に考えることもないかと思うことが出来ました。もちろん中村さんや(ラジオでも繰り返しおっしゃっていた)下野さんのように、具体的に見たい展開を挙げてくださるのもとても嬉しかったです。
「伊集院くんは恋がしたい」、もしも実現するときは、多田くんとの熱い友情感も変わらず大事にされていてほしいですし、ピン先輩と委員長にも、それこそ梅原さんがおっしゃっていたような展開や進展があってほしいような、まだまだあのままの感じでいてほしいような……!
いずれにしても、小説版などまだ触れられていない媒体もあるので、石上さんのようにそれらにも触れながら、今後もこの作品を楽しみたいと思いました。

1クールのオンエアと今日のイベント、ありがとうございました。いつも心は虹色に!

心配していたのは来られるかどうかであって決して安否ではなかったはずなのに、別現場の生中継で元気そうな姿を見たらどこか安心してしまった自分がいて、何も言えなくなってしまった自分がいて、たとえ望ましい形にはならなくても、最愛の彼ら全員が笑顔で今日を終えられるのなら、いつか振り返ったときも笑顔になれるのならそれでいいと――揃わない限りそんな結末は迎えられないのではという思いも抱えつつも――ある程度の覚悟は決めたつもりで、開演時間を迎えました。
けれど、アニメとキャスト映像を交えて軌跡を辿りつつもLOVE!LOVE!LIVE!は欠落しているオープニング映像に、様々な意味で早速涙した直後、青のライトだけは飛ばして振らなければならない出演者たちの登壇に、不在を確定させるかのようなメッセージ映像に、感じてしまったのは紛れもない絶望でした。

それでも、絶望を孕んではいても、ファイナルイベントは優しい世界でした。
メンバーの不在に言及する際、防衛部では梅原さん単推しだと言い切ってみせた安元さんはめちゃくちゃ面白かったですし、代わりに置かれた喋るパネルの梅原さんはなんだかやけにおいしい役回りでしたし、梅原さんのいないライブや煙ちゃんのいない朗読劇を見せられたらもう立ち直れないとずっと思っていたけれど、ライブパートは一向に来ませんでしたし、朗読劇は煙ちゃんの台詞だけ予め録音されていましたし、みんなみんな、相変わらずで、大きなパーツは一つ足りなくても、そこにあるのは間違いなく私のよく知る防衛部の空気感で、暗い気持ちはずっとあったけれど、たくさん笑えたことも確かな事実でした。


なんて、そんな風に振り返れるのは、終盤梅原さんが駆けつけられたからに他なりません。それがなかったら正直ここには恨み辛みしか書けなかったかもしれないです。
私がこれまで辛かったのは、ファイナルを迎えることよりも、ファイナルと名のつくイベントなのに万全な状態で行われないかもしれないことでした。最後の挨拶で壇上の誰かに、「次こそは全員で」というような、来ない可能性のほうが高い未来に縋る言葉を言わせてしまうかもしれないことでした。
瞬時に生まれた青い光の海の中で、梅原さんを出迎えた瞬間、今日絶望した私も、これまで散々苦しんだ私も、みんな一瞬で救われました。安堵と喜びで涙が溢れて、止まらなくて、だけどこのとき初めて、心の底から笑顔になれました。
「みんながペンライトを青にして迎え入れてくれたのを見て、帰ってきた、と」「駆けつけになってしまって申し訳ない」「楽しいね」「これだね」――梅原さんの挨拶や、永遠未来を歌った後にポツリと漏らした言葉が、そこにはっきりと感じられた防衛部への思い入れが、あまりにも胸に来て。
そして来られるように尽力してくださったマネージャーさんやスタッフさんへの感謝を、早々に口にしていた真面目な姿には、ああ素敵な人だなと、改めて思わされました。


梅原さんの登場の直前のコーナーが、彼らのこのコンテンツからの卒業式でした。
笑いどころやアドリブを随所に挟みつつ、とても的確に要所要所を押さえた旅立ちの言葉が、一人がパネルのまま読み進められ、LOVE!LOVE!LIVE!の切なくもどこか温かい末路も暗示されて、そして最後に和臣さんが、涙で声を詰まらせながら、最終的には声を荒らげながら、防衛部からの卒業を口にして。
その姿にどれだけ胸が締め付けられたか分かりません。
その後「いろんな気持ちがあると思うけどすべて正しい」と語っていた和臣さんの、まさに防衛部の座長というべきその広い懐は、けれど、彼の中にも前向きなばかりではないたくさんの思いがあったことを示しているかのようで、そんなところもまた、これ以上ないくらいに、この三年間ずっと私の居場所だったコンテンツの座長でした。
「今は泣いて、涙は後で拭けばいいかなって」。心と心での歌詞になぞらえられたその言葉が、旅立ちの言葉での和臣さんの気持ちであり、そして私の気持ちでした。

締めの挨拶で西山さんが口にした、「防衛部のことで悩んだこともあったけど、救ってくれたのも防衛部でした」という言葉も、どうしようもないくらいに私自身にも言えることでした。
きっとすべてとは言えないけれど、西山さんの「悩んだこと」についてもなんとなく察しはつきます。そしてそれが私の悩んだことの一つでもありました。
あんなにもキャラクターを愛している西山さんだから、なおさら防衛部に関する場では笑っていてほしかった。だから防衛部が西山さんを救っていたことが、それを口にしてくれたことが、「出会えて良かった」と言ってくれたことが、最後にたくさんの笑顔を見られたことが、本当に幸せでした。今まで胸につかえていたこと全部、そっとほどけていきました。
「客席の皆さん全員の顔が見える会場から始まったのに、今では……」と言いかけて、「皆さんが振ってくれているライトが、見えます!」と笑った西山さんを、さざめく緑の光の海を、私はきっと忘れません。


挨拶の次がライブパートでした。梅原さんなしで行われたら立ち直れないけれど、しかしないというのも辛いなとわがままなことを思っていたので、無事にこうして、五人揃ってから行われて本当に良かったです。
客席も含めた合唱という形で披露された永遠未来☆LOVE YOU ALL☆、そして「僕らの始まりの歌」、絶対無敵☆Fallin'LOVE☆は、とにかく五人の笑顔が、わちゃわちゃとするさまが印象的で、愛しくて。
ALL LOVE FOR YOUと、彼らにも言うことが出来て幸せです。永遠未来が終わった後にありがとうと叫べたのも、眉難祭のときの無念を晴らせたようで、あの日の私も救われたような気がしました。





すべて終わって、ステージには五人だけが残されて。
彼らと共に挙げた最後の名乗りは、永久に愛の王位継承者という言葉は、言わされているだけのこっ恥ずかしい台詞でも、ただのお決まりの文句でもなく、きっと確かな事実でした。
どこまでも温かい誓いでした。
彼らの背中を見送った私は、その前からずっと泣いていたけれど、辛くなんかなくて、空しくなんかなくて、ありがとうという気持ちと、愛しているよという気持ちでいっぱいでした。










季節が行くけど、変わってしまうけれど、私だけ取り残されはしませんでした。
人生の辛い時期に出会ったコンテンツだったから、そこからずっと支えにしてきたから、思い入れは並大抵のものではなかったけれど、このコンテンツが特別なのは、最愛の彼らもまた一緒でした。
様々な初めてを経験した。その後の活躍のきっかけとなった。自分の生き方を変えられた。仲のいい仲間が出来た。
特別となる要因はそれぞれにいろいろあったけれど、それはかけがえのないことだけれど、きっとそういうことだけでもなかったのだろうと思います。
簡単な言葉だけで語りきれることでは、なかったのだろうと思います。

だから私を置いてあっさりと行ってしまうなんてことはなくて、一緒に今日、泣いたり目を潤ませたりして、感慨に浸って、それから共に、歩き出すことが出来たのだと思います。
そしてこれからもずっと、愛でつながっているのだと、愛は永遠なのだと、私は心から信じています。



たくさんの愛をありがとう。
愛させてくれてありがとう。
これが最後でも、もう会えなくても、美男高校地球防衛部LOVE!のファンであることが、これからもずっと、私のアイデンティティーです。
・神撃のバハムート VIRGIN SOUL ~Shall We Dance??~ in AGF2017

冒頭の影ナレが「ゲームに出たくはないのか」のパロディーだったのが楽しかったです。
2クール目のEDに乗せて流れたニーナとシャリオス中心のダイジェストが素敵でした。カイザルのほうは笑ってしまいました。
ゾンビになったカイザルの意思の有無について話されていたかと思いますが、上の階にいたために肝心なところが聞き取れなかったのが心残りです……。
「自分では経験し得ない立場だったのでものすごく緊張していたけど、ニーナとの恋が始まってからはやりやすかった」という梅原さんの言葉が印象的でした。



・「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」1st LIVE@イケブクロ

開始前から全体曲が流れていたんですが、乱数のパートで一気に会場が沸いたり一二三のパートで統率されたコールが入ったりと、その時点で既に大盛り上がりで、始動して間もないコンテンツとは到底思えませんでした。
ライブありラップ込みの朗読劇ありと、果たして無銭でいいんだろうかと思うくらい盛りだくさんで、そしてとにかくパフォーマンスがかっこよくて、軽い興味から足を運びましたがすっかり魅了されてしまいました。たぶん伝説に立ち会ってしまったんだろうなという感覚に包まれながら、会場を後にしました。最高でした。
作品も番組も無関係なイベントというのも、お笑いが主軸の一つなイベントというのもほぼ初めてだったので、とても新鮮な一日でした。未だかつてないくらい笑いました。特に蒲焼さん太郎と某漢字ドリルはずるかったです。
声優さんのファンとしての参加でしたが、全員が意識して追っている方々というわけではなくて、けれど随所に織り込まれた彼らにまつわる小ネタや飛び出すエピソードは、不思議と分かるものばかりで、それも個人的に面白かったです。オルフェンズネタは笑いつつも切なかったです……。
参加してからこれを書くまでに日にちが開いてしまいましたが、その間「アニワラ楽しかったなぁ」と思い返して何度も元気になれています。素敵な時間をありがとうございました!
  
プロフィール
HN:
其山
性別:
女性
自己紹介:
防衛部から声優のオタクも兼業し始めたアニメオタク。ときどきイベントに参加します。
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