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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』3rd Anniversary“THE REFLECTION” 昼公演 感想
「一番芸歴が浅いと言ってもいいくらいだったから、(細谷さんが語られていたような)負けたくないとかそれ以前に、皆さんと同じ土俵に立たないとということで必死だった」「上手くいかなくて苦しむこともあった」と最初に振り返っていた梅原さんは、最後の挨拶では、「ユージンを演じるのが楽しい」「また皆さんの前で演じる機会があれば」と語られていました。
そう言えるようになった代わりに、ご本人の新人ゆえの必死さが役に繋がっていた頃とはきっと演じる感覚は大きく変わっていて、だけど生アフレコで聞こえてきたのは、紛れもなくユージンの声でした。
ユージン含め、声を荒らげるような、激しいお芝居をする彼を生で見るのは初めてで、その真剣で険しい表情に、大きく体を動かしはしないのに飛び出す熱量のある声に、こうやって演じているんだ、と初めて実際の姿が結びついた衝撃は、見づらい角度の視界と言えど胸に残り続けるのでしょうし、でも一方で、次にユージンの声を聞くときには、きっとそれはあまり頭をよぎらなくて、これまでと同じようにユージンの声として聞こえるのだろうと思いました。現に彼と交互に目に入れた再編集映像のユージンは、間違いなくユージンその人でした。
見えないからこそ、ある意味何よりも見たいと思っていたアニメのアフレコ現場の片鱗は、かけがえのない記憶として、強烈に、だけども幻のように私の中に刻まれました。

彼に限らずそのお芝居の熱量に、物語を振り返りながら触れられたイベントでした。
壇上の中央付近は角度的にほとんど見えなかったので、シノの最期のとき、私はずっと画面を、「俺みたいなのを好きになってくれる物好きもいる」という言葉からはこらえきれなくて泣きながらも、ずっと注視していたのですが、叫び声が消えた後、物音か何かがしてふと壇上に目を向けると、そこには一瞬、かがんだような姿勢から体を起こす村田さんの姿が見えました。
その後村田さんは「さっきは酸欠になってしまって」と語られていて、声から伝わるもののみならず、そんな視覚的な証拠からも、彼らの熱演を強く強く実感出来ました。


全員が挨拶を終えた後、梅原さんが一瞬見せた何かをこらえるような表情も、赤いようにも見えた目も、決して私の色眼鏡だけによるものではないでしょう。
自分にとっても印象的な作品でしたが、今回参加したのは、インタビューやラジオから感じられた彼にとってのこの作品の特別さによる部分も大きかったので、来て良かったと、一番見たかったものが見られたと心から感じました。作品ファンとしてもやっぱり楽しくて、序盤に“昭弘”と“シノ”がスペシャルゲストで入ってきたときにもう泣いてしまって、思っていた以上にもこの作品が好きなんだなと思いました。
アプリでの掘り下げや新たな物語にも期待しています。今日はありがとうございました。
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防衛部から声優のオタクも兼業し始めたアニメオタク。ときどきイベントに参加します。
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