そこにいたことをここに
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傷物語〈Ⅲ冷血篇〉
待ち焦がれた2012年も、とうとう終わりを迎えました。
冷血篇を見て一番に思ったこととしては、「PG-12程度で良かったの!?」というところでしょうか。ギロチンカッターの生首と、キスシーンののちに顔面の皮膚を吸われるイメージ映像の羽川さんは忘れられそうにありません。
最早コミカルなくらいだった戦闘シーンも印象深かったです。パンフレットに載っていた「飛んで行った首に意識があるのか、それとも体に意識があるのか、あるいは両方なのか」という話には感嘆しつつ笑ってしまいました。役者さんはそういうところまで考えるんだなぁ……。
グロ以外の話をすると、謎の念仏と、体育倉庫での逆光の演出の美しさと、エンディングのフレンチ幼女が印象に残っています。フレンチ幼女、キスショットの大人版と子供版との対比かなと思ったんですが、パンフレットの神前さんも同じ推測をされていたので恐らくそうなんでしょうね。とても胸に来るエンディングでした。どうでもいいけどフレンチ幼女って言い方も面白かったです。
パンフレットといえば、この映画はパンフレットまで含めて作品だなというのも大きな感想の一つです。印象的だったラストシーンについての話や、変態度の増した暦と前髪の分け目の話、姿かたちをはっきり絵にするのは避けたほうがいい某登場人物の件、CGへのこだわりの話などが特に興味深かったです。装丁もおしゃれで読み応えも抜群で、とても素敵な一冊でした。買って良かったです。
この数年間、恐らくずっと傷物語を作り続けてきた、すべてのコンテを一人で描き上げた尾石さんが、次に何を作るのか気になって仕方ありません。
好きな作品の映画に触れると共に、たくさんのプロの巧みな仕事や鬼才の執念に触れた三部作でした。濃厚な時間をありがとうございました。
冷血篇を見て一番に思ったこととしては、「PG-12程度で良かったの!?」というところでしょうか。ギロチンカッターの生首と、キスシーンののちに顔面の皮膚を吸われるイメージ映像の羽川さんは忘れられそうにありません。
最早コミカルなくらいだった戦闘シーンも印象深かったです。パンフレットに載っていた「飛んで行った首に意識があるのか、それとも体に意識があるのか、あるいは両方なのか」という話には感嘆しつつ笑ってしまいました。役者さんはそういうところまで考えるんだなぁ……。
グロ以外の話をすると、謎の念仏と、体育倉庫での逆光の演出の美しさと、エンディングのフレンチ幼女が印象に残っています。フレンチ幼女、キスショットの大人版と子供版との対比かなと思ったんですが、パンフレットの神前さんも同じ推測をされていたので恐らくそうなんでしょうね。とても胸に来るエンディングでした。どうでもいいけどフレンチ幼女って言い方も面白かったです。
パンフレットといえば、この映画はパンフレットまで含めて作品だなというのも大きな感想の一つです。印象的だったラストシーンについての話や、変態度の増した暦と前髪の分け目の話、姿かたちをはっきり絵にするのは避けたほうがいい某登場人物の件、CGへのこだわりの話などが特に興味深かったです。装丁もおしゃれで読み応えも抜群で、とても素敵な一冊でした。買って良かったです。
この数年間、恐らくずっと傷物語を作り続けてきた、すべてのコンテを一人で描き上げた尾石さんが、次に何を作るのか気になって仕方ありません。
好きな作品の映画に触れると共に、たくさんのプロの巧みな仕事や鬼才の執念に触れた三部作でした。濃厚な時間をありがとうございました。
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