そこにいたことをここに
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
そこにいたのは“好きな声優さん”というより“いつも聞いている番組の人”だったこと、そして加えて“かつて何度も防衛部の場で見てきた人”だったことが、とても印象的でした。
「二人揃ってやれて楽しかった」
「梅ちゃんも言っていたけど、揃ってやれて良かった」
公開録音としては一年振りに、共に並び立った彼らのその言葉は、胸に染み入るものがあり、二人の番組で二人が揃うということすら特別みを帯びてしまったことが物悲しくもあり、そしてどこか、ユニットやグループのような“二人”としての自意識も感じさせるようで、確かにそれだけの時間を歩んできたけれど、不思議な気持ちにもさせられました。
前日の夜に告知された施策と、追い打ちをかけるような昼の部終了時のツイートにはぶっちゃけ不安を抱きましたが、現地で夜の部を経てみれば、印象も気持ちも明らかに変わっていて、事実はどうあれ、私にとっては西山さんの「ひょろっと男子をもっと広めるために」という説明だけが真実だし、梅原さんが「自由にやれる場」と語るこの場をこれからも守るためにも、引き続き出来ることをやっていこうと、改めて前向きにそう思えました。
エモくて、馬鹿で、可愛くて、“邪悪な何か”で、いつも笑ってて、ずっと続いてて、これからも続いてほしいこの場所が、ひょろっと男子が大好きです。
第7回公開録音、とても楽しかったです。まだまだ見たい景色がたくさんあるので、これからも引き続き、よろしくお願いします。
「二人揃ってやれて楽しかった」
「梅ちゃんも言っていたけど、揃ってやれて良かった」
公開録音としては一年振りに、共に並び立った彼らのその言葉は、胸に染み入るものがあり、二人の番組で二人が揃うということすら特別みを帯びてしまったことが物悲しくもあり、そしてどこか、ユニットやグループのような“二人”としての自意識も感じさせるようで、確かにそれだけの時間を歩んできたけれど、不思議な気持ちにもさせられました。
前日の夜に告知された施策と、追い打ちをかけるような昼の部終了時のツイートにはぶっちゃけ不安を抱きましたが、現地で夜の部を経てみれば、印象も気持ちも明らかに変わっていて、事実はどうあれ、私にとっては西山さんの「ひょろっと男子をもっと広めるために」という説明だけが真実だし、梅原さんが「自由にやれる場」と語るこの場をこれからも守るためにも、引き続き出来ることをやっていこうと、改めて前向きにそう思えました。
エモくて、馬鹿で、可愛くて、“邪悪な何か”で、いつも笑ってて、ずっと続いてて、これからも続いてほしいこの場所が、ひょろっと男子が大好きです。
第7回公開録音、とても楽しかったです。まだまだ見たい景色がたくさんあるので、これからも引き続き、よろしくお願いします。
そういえば、今回のラ・イルという役はどうしても梅原さんにやっていただきたい役だったので、回復をお待ちしましたよ。梅原さんが完全回復された時は本当に嬉しかったです。シェーヴルノート。あともう一人のキャストも早く発表してもらいたいですね!
— 藤沢文翁 (@FujisawaBunoh) 2018年10月5日
藤沢文翁『シェーヴルノートができるまで』
12日昼公演をまず現地で観劇しました。
冒頭に、そして物語が進んでからも、キャスト発表時の藤沢さんの言葉と「人間兵器」などのワードから想像していたものとは明らかに毛色が違うラ・イルの役柄に、何度も衝撃を受けました。
ホンが書かれた時期と梅原さんの出演が確定出来た時期が不確かなので、ラ・イルも確実に当て書きだったのかは分かりませんが、彼に演じられることが望まれた人物であったことは確かで、それがこう来るのか、と。
下ろされたままの幕の中に見える、声を荒らげて揺れる影に、目を奪われました。
ある種メタ的な構造の話だったこともあって、そして彼と「記憶」については、以前明かされていた入院当初の病状のことがあまりに痛々しく焼き付いていたので、ラ・イルとラボラスの会話にはなんだか作中のもの以上の意味が隠されているような気がして、勝手にハッとしてしまいました。
ラ・イルの最後の独白にも、胸を締め付けるものと共に演じる彼“っぽさ”もどこか重なるような気がして、ひょっとして、ネタバレありで役について語れるのなら、以前のインタビューとはまた違った言い方になるんじゃないかとふと思わされました。インタビューでも共通点が「ない」とは言い切っていませんでしたし。
声質や役柄の性質などをすべてごっちゃにしているので厳密さに欠ける物言いですが、いい芝居と一言で言っても、ストレートな芝居やアニメっぽさのある芝居、どこにも属さない個性的な芝居といろいろあって、そのいろいろが入り乱れていた場であったこと、そういった名役者たちであったことに、興味深さを覚えました。
そしてそれにより紡がれた物語にも、胸を打たれて涙が溢れました。
ただ、円形に張り出したステージの向かって左寄りの場所から見ていたため、一部の演出が意図された形では見られなかったなという感想は持ってしまったので、そしてやっぱり、表情も見たいと思ってしまったので、その二点に期待して、翌日は千秋楽のライブビューイングに向かいました。
キャストのコメント動画ののちに始まったライブビューイングは、期待した通りの補完をしてくれたのに加えて、役者の生をひしひしと感じさせてくれました。
芝居や舞台はよく「生き物」と形容されますが、明確にそれを理解したのはこの日が初めてだったかもしれません。昨日とは違う芝居だと、より役者の感情が強まった芝居だと、表情という情報が加わったことはその印象に大きく影響しているとは思いますが、決してそれだけが理由ではなく、身をもって感じられました。
最後の沢城さんの涙と終盤の梅原さんの表情が、胸に響いて、目に焼き付きました。
彼らは声の役者だから、声だけでもちろん人を惹き付けますが、その声に感情を、魂を込める姿もまた、どうしようもなく人の心に訴えかけるものがありました。
「目の前に立っての芝居と言えど、声の役者に対して表情も見たいと思ってしまっていいのか」。自分の感情に対してふと湧いたそんな問いには、劇場で目にしたその事実をもって堂々と答えられるのでしょうし、「役者自体を好きと言っていいのか」という問いに対しても、答えの一つとしてきっと機能するのでしょう。
改めて声に惹かれて、やられることは多くないけれどやはり気弱な芝居もとても光ると感じて、ぶつかり合う全員の名演を浴びた、そんな二日間でした。
またこうした場があることを、それに値する役者として全員がこれからも輝き続けていくことを、輝きを増していくことを、切に願っています。
「一番芸歴が浅いと言ってもいいくらいだったから、(細谷さんが語られていたような)負けたくないとかそれ以前に、皆さんと同じ土俵に立たないとということで必死だった」「上手くいかなくて苦しむこともあった」と最初に振り返っていた梅原さんは、最後の挨拶では、「ユージンを演じるのが楽しい」「また皆さんの前で演じる機会があれば」と語られていました。
そう言えるようになった代わりに、ご本人の新人ゆえの必死さが役に繋がっていた頃とはきっと演じる感覚は大きく変わっていて、だけど生アフレコで聞こえてきたのは、紛れもなくユージンの声でした。
ユージン含め、声を荒らげるような、激しいお芝居をする彼を生で見るのは初めてで、その真剣で険しい表情に、大きく体を動かしはしないのに飛び出す熱量のある声に、こうやって演じているんだ、と初めて実際の姿が結びついた衝撃は、見づらい角度の視界と言えど胸に残り続けるのでしょうし、でも一方で、次にユージンの声を聞くときには、きっとそれはあまり頭をよぎらなくて、これまでと同じようにユージンの声として聞こえるのだろうと思いました。現に彼と交互に目に入れた再編集映像のユージンは、間違いなくユージンその人でした。
見えないからこそ、ある意味何よりも見たいと思っていたアニメのアフレコ現場の片鱗は、かけがえのない記憶として、強烈に、だけども幻のように私の中に刻まれました。
彼に限らずそのお芝居の熱量に、物語を振り返りながら触れられたイベントでした。
壇上の中央付近は角度的にほとんど見えなかったので、シノの最期のとき、私はずっと画面を、「俺みたいなのを好きになってくれる物好きもいる」という言葉からはこらえきれなくて泣きながらも、ずっと注視していたのですが、叫び声が消えた後、物音か何かがしてふと壇上に目を向けると、そこには一瞬、かがんだような姿勢から体を起こす村田さんの姿が見えました。
その後村田さんは「さっきは酸欠になってしまって」と語られていて、声から伝わるもののみならず、そんな視覚的な証拠からも、彼らの熱演を強く強く実感出来ました。
全員が挨拶を終えた後、梅原さんが一瞬見せた何かをこらえるような表情も、赤いようにも見えた目も、決して私の色眼鏡だけによるものではないでしょう。
自分にとっても印象的な作品でしたが、今回参加したのは、インタビューやラジオから感じられた彼にとってのこの作品の特別さによる部分も大きかったので、来て良かったと、一番見たかったものが見られたと心から感じました。作品ファンとしてもやっぱり楽しくて、序盤に“昭弘”と“シノ”がスペシャルゲストで入ってきたときにもう泣いてしまって、思っていた以上にもこの作品が好きなんだなと思いました。
アプリでの掘り下げや新たな物語にも期待しています。今日はありがとうございました。
そう言えるようになった代わりに、ご本人の新人ゆえの必死さが役に繋がっていた頃とはきっと演じる感覚は大きく変わっていて、だけど生アフレコで聞こえてきたのは、紛れもなくユージンの声でした。
ユージン含め、声を荒らげるような、激しいお芝居をする彼を生で見るのは初めてで、その真剣で険しい表情に、大きく体を動かしはしないのに飛び出す熱量のある声に、こうやって演じているんだ、と初めて実際の姿が結びついた衝撃は、見づらい角度の視界と言えど胸に残り続けるのでしょうし、でも一方で、次にユージンの声を聞くときには、きっとそれはあまり頭をよぎらなくて、これまでと同じようにユージンの声として聞こえるのだろうと思いました。現に彼と交互に目に入れた再編集映像のユージンは、間違いなくユージンその人でした。
見えないからこそ、ある意味何よりも見たいと思っていたアニメのアフレコ現場の片鱗は、かけがえのない記憶として、強烈に、だけども幻のように私の中に刻まれました。
彼に限らずそのお芝居の熱量に、物語を振り返りながら触れられたイベントでした。
壇上の中央付近は角度的にほとんど見えなかったので、シノの最期のとき、私はずっと画面を、「俺みたいなのを好きになってくれる物好きもいる」という言葉からはこらえきれなくて泣きながらも、ずっと注視していたのですが、叫び声が消えた後、物音か何かがしてふと壇上に目を向けると、そこには一瞬、かがんだような姿勢から体を起こす村田さんの姿が見えました。
その後村田さんは「さっきは酸欠になってしまって」と語られていて、声から伝わるもののみならず、そんな視覚的な証拠からも、彼らの熱演を強く強く実感出来ました。
全員が挨拶を終えた後、梅原さんが一瞬見せた何かをこらえるような表情も、赤いようにも見えた目も、決して私の色眼鏡だけによるものではないでしょう。
自分にとっても印象的な作品でしたが、今回参加したのは、インタビューやラジオから感じられた彼にとってのこの作品の特別さによる部分も大きかったので、来て良かったと、一番見たかったものが見られたと心から感じました。作品ファンとしてもやっぱり楽しくて、序盤に“昭弘”と“シノ”がスペシャルゲストで入ってきたときにもう泣いてしまって、思っていた以上にもこの作品が好きなんだなと思いました。
アプリでの掘り下げや新たな物語にも期待しています。今日はありがとうございました。
今しがた図書館で借りてきた星の王子さまを読みながら、小田原まで電車に揺られ、その後バスに乗り換えて箱根神社へ。
おなかが空いているのでまずはお昼です。
俺のうどん赤!
「言うても辛いのでは……?」と思っていましたが、ラー油の味としての辛さはあれど見た目から想像されるような辛みは本当に皆無でした。
大胆な切り方のキャベツが入っているのが“俺の”といった感じでとてもいいです。
その後本殿などへお参りをしたのち、芦ノ湖へ。
きらめく水面が眩しかったです。
鳥居と富士山の組み合わせには感動してしまいました。
時間があるので、他の箱根ロケ聖地にも足を延ばしてみることにします。
道中にあった恩賜公園?とその周辺。
煙ちゃんがいたところだ……。
駅伝広場とやらも発見し、ありました!箱根駅伝のスタートとゴールの地点!
最近映像を見返したわけではないので柱と塀のことしか覚えていませんでしたが、そういえば大学の旗もはためいていたなぁと思い出しました。
今かぜつよを見ているのでその聖地でもありますね。出てくるのは当分先でしょうけれど。
近くには駅伝ミュージアムもありました。
そして最終目的地、星の王子さまミュージアムへ。
停留所を間違えたり乗り換え先のバスが待てど暮らせど来なかったりと、なかなかに苦労しました。
チケット購入後いきなり遭遇。
昨年行けなかったレストランへ行こう、というのが今回の目標の一つでした。
ウワバミを模した装飾も可愛らしい、落ち着いた雰囲気の店内でいただいたハンバーグ。
見た目も可愛らしい上、好きなもの尽くしで大変おいしかったです。
レストランを出ると、ちょうど上映五分前を告げる梅原さんのアナウンスが。
タイミングの良さにうきうきしつつ、そのままツリーの前へ向かいます。
一分前の蒼井さんの「おまじない」を経て、プロジェクションマッピングの始まりです。
最初にライトをつけてくれたのは点燈夫ですよね。
次々に現れる挿し絵のキャラクターたち。日の落ちた園内に響く美声。
“帰る”王子さまと、そばにいると告げる飛行士。
最後のすべて埋め尽くすような薔薇の花は、美しくも胸がぎゅっとなりました。
ウワバミに謎の愛着を感じつつミュージアムショップで買い物し(展示は正面からも撮ったはずなのにない……)、箱根湯本か小田原まで行こうとバスに乗るも、途中でこの先が事故渋滞という情報が。
運転手さんの助言に従い、降りて登山鉄道の駅を目指します。
急な坂道に「駅までが登山だよ」と思いつつ、ふと駅舎の反対側を見ると、山の間にとても綺麗な星空が見えました。
夜空がちゃんと撮れたためしのないスマホなので、カメラは向けませんでした。
煌々と明かりがついている駅からはもうよく見えませんでしたが、見えなくても、その先に星々は確かにあるのでした。
おなかが空いているのでまずはお昼です。
俺のうどん赤!
「言うても辛いのでは……?」と思っていましたが、ラー油の味としての辛さはあれど見た目から想像されるような辛みは本当に皆無でした。
大胆な切り方のキャベツが入っているのが“俺の”といった感じでとてもいいです。
その後本殿などへお参りをしたのち、芦ノ湖へ。
きらめく水面が眩しかったです。
鳥居と富士山の組み合わせには感動してしまいました。
時間があるので、他の箱根ロケ聖地にも足を延ばしてみることにします。
道中にあった恩賜公園?とその周辺。
煙ちゃんがいたところだ……。
駅伝広場とやらも発見し、ありました!箱根駅伝のスタートとゴールの地点!
最近映像を見返したわけではないので柱と塀のことしか覚えていませんでしたが、そういえば大学の旗もはためいていたなぁと思い出しました。
今かぜつよを見ているのでその聖地でもありますね。出てくるのは当分先でしょうけれど。
近くには駅伝ミュージアムもありました。
そして最終目的地、星の王子さまミュージアムへ。
停留所を間違えたり乗り換え先のバスが待てど暮らせど来なかったりと、なかなかに苦労しました。
チケット購入後いきなり遭遇。
昨年行けなかったレストランへ行こう、というのが今回の目標の一つでした。
ウワバミを模した装飾も可愛らしい、落ち着いた雰囲気の店内でいただいたハンバーグ。
見た目も可愛らしい上、好きなもの尽くしで大変おいしかったです。
レストランを出ると、ちょうど上映五分前を告げる梅原さんのアナウンスが。
タイミングの良さにうきうきしつつ、そのままツリーの前へ向かいます。
一分前の蒼井さんの「おまじない」を経て、プロジェクションマッピングの始まりです。
最初にライトをつけてくれたのは点燈夫ですよね。
次々に現れる挿し絵のキャラクターたち。日の落ちた園内に響く美声。
“帰る”王子さまと、そばにいると告げる飛行士。
最後のすべて埋め尽くすような薔薇の花は、美しくも胸がぎゅっとなりました。
ウワバミに謎の愛着を感じつつミュージアムショップで買い物し(展示は正面からも撮ったはずなのにない……)、箱根湯本か小田原まで行こうとバスに乗るも、途中でこの先が事故渋滞という情報が。
運転手さんの助言に従い、降りて登山鉄道の駅を目指します。
急な坂道に「駅までが登山だよ」と思いつつ、ふと駅舎の反対側を見ると、山の間にとても綺麗な星空が見えました。
夜空がちゃんと撮れたためしのないスマホなので、カメラは向けませんでした。
煌々と明かりがついている駅からはもうよく見えませんでしたが、見えなくても、その先に星々は確かにあるのでした。